ローマ本店のピンポンマムと うちのスプレーマム
2014年 04月 12日
スプレー咲きの可愛い菊です
***
もう20年近くも前 イタリアに行った時の話です
あとにも先にも行ったのは そのたった1度ですが
当時流行っていたバッグ バンブーが欲しくて
(時代がわかる...笑)
スペイン広場の近く コンドッティ通りにある
そのお店 ローマ本店に行きました
たしか ドアマンがドアを開けてくれたり
かっこいい店員さん...
ビットモカシンやら
素敵な商品がたくさん並んでいたのは
おぼろげながら覚えているのですが...
はっきりと思い出せる画が 『 ピンポンマム 』
上の画像のようなスプレー咲きではない
大輪のピンポンマム
なぜか
ファッションには関係のない
そこに生けてあった
ピンポンマムの花に一番
魅せられてしまったのです
でも バンブーは しっかり手に入れましたけど(笑)
どんな感じだったかと言うと...
すべての葉を落とし
棒状になった茎に白い大輪のピンポンマムが
大きな透明のガラスの花瓶に
がさっと20本かなぁ30本かなぁ...
生けられてた
それがなんともなんとも
シンプルで かっこよくて
気品があって ...
それまで 菊と言ったら
華道の先生をしていた祖母が花材として
しょっちゅう使っていたり
菊農家をしているご近所さんもたくさん居て
道端の畑には菊がいっぱい咲いていたり
小学校でも各々が自分の菊を
懸崖(けんがい)や大輪に育てたり
小さい頃から 日常的によく見る花だったので
あまり興味のない花でした^^;
ところが
日本を離れた異国の地で
あまりにも斬新で
かっこよくて
まるで生まれて初めて見た花か?!
と思われるほど 今までの菊の印象を覆され
衝撃で釘づけになってしまいました
帰って
ピンポンマムをあんな風に
かっこよく生けたいなぁっと思って
探したものの...
最近はピンポンマム
よく目にするようになったけど
当時は珍しくて
見つけても 1本がとても高価で...断念(>_<)
***
今でも ピンポンマムを見ると
あのお店の あの光景を想い出す
あのボリュームの生け方は
やっぱりまだまだ 私には分不相応 ^^;
このスプレーマムが分相応です ^^
でも いつかきっと...
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綺麗な夕焼け
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